三つ紋の絽の真っ黒な着物(地紋が鶴亀)。どういう時に着用したと思いますか?



三つ紋の絽の真っ黒な着物(地紋が鶴亀)。どういう時に着用したと思いますか?

860: 2018年05月25日 18:49

紋の話が出たので、着物に付いてる紋について質問、というか疑問について皆さんの意見が聞きたいです。
先日、母が押入れの整理をして出てきた着物、絽のように透けてる真っ黒な着物。
三つ紋がついてるので喪服かな?とも思ったのですが、よく見ると着物地には鶴や亀のおめでたい模様がある。
喪服にこの鶴亀はおかしい、けど結婚式にも似合わない。
さらによく見ると紋は貼り紋でした。
喪服がないための急ごしらえ?
しかし絽の着物は持ってるのに、喪服は持ってないの?
この着物は母が骨董市で買ってきたため、母も理由は知らないそうです。
この不思議な着物、どういう時に着用したと思いますか?
ちなみに母は着物地で洋服を作る教室に通ってるので、母自身は着物で着るつもりはないです。

861: 2018年05月25日 19:10

>>860
昔は黒紋付きも慶事に着られてたから、そういう着物じゃないのかな。
1枚で慶弔両用にするのが主流だったけど、裕福な人でそれぞれ作ったとか。

862: 2018年05月26日 09:01

慶事用の紋付きも、数十年前は年寄りは柄のない無地を着ていたりするよ
地紋が鶴亀なら、慶事に使うために年寄りが誂えた無地紋付きなんだと思う
子供の頃、親戚の結婚式で見かけたな。新婦のばあちゃんが着ていた。年齢と共に柄を減らしていくもんだと聞いた

863: 2018年05月26日 20:59

>>860です。

>>861さん>>862さんありがとうございました。
結婚式で黒、というと留袖しか想像してなかったんですが、黒紋付の色無地は結婚式でも着られるものなんですね。
勉強になりました、ありがとうございます。
今だったら、絶対タブーなんでしょうが。

864: 2018年05月26日 23:30

祖父母(現在80代)の結婚式の写真を見たら、新郎母(私から見て曾祖母)が黒紋付を着ていました。

前提として、男性と同じで黒紋付が一番格の高い礼装

黒留袖=裾におめでたい模様の入った慶事用黒紋付
喪服=黒留袖が主流になったので黒紋付が弔事用に特化

って勝手に認識してます。

865: 2018年05月27日 04:03

絽の黒紋付で、長襦袢を「訪問着からリメイクしました!」みたいなものすごい模様のにしたら、うっすら透けておくゆかしい留袖風にならないかな、と妄想する

867: 2018年05月27日 17:44

現実的なことを言っちゃうと、前身は着物が2枚重なるので、肝心の上前の柄はほとんど透けないんじゃないかな?

868: 2018年05月27日 22:29

それこそ下襲みたいに、一つ前で着たらいいかも?

871: 2018年05月28日 12:50

有吉佐和子の小説であった
流水の地紋の紗か絽の下に、メダカの長襦袢

872: 2018年05月28日 14:46

襲の歴史があるからねえ
小千谷上布に雪輪の長襦袢とか好き

873: 2018年05月28日 17:51

布が二枚重ならない後ろ見頃と袖部分にメインの柄をつけて、前身頃部分は
見えにくいのが演出になるような柄をつけておくと面白いかも。
ものすごく贅沢な長襦袢になっちゃうけど

もしくは868さんの書いているように襲の着物みたいに着物と長襦袢を予め重ねた
状態で着付けする。
これだと着物と長襦袢がずれないように見えない部分を縫い綴じておく必要があるし、
長襦袢もおはしょりが取れる長さに仕立てておかないとダメだし、着付けとしては
かなりイレギュラーになるから「着方が変じゃない?」って指摘されまくりそうで
やっぱ実践するにはハードルが高いね

関連祖母の紗の着物(色は表側は真っ黒、裏側は紺のような藍のような色)。これって喪用?

関連紋紗で全体に模様が入っている一つ紋の着物。いつ着たら違和感がないのかTPOを教えて


元スレ: https://www.kimonolog.com/archives/post-39052.html





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