下半身の背中心がズレるのはOKだと習ったのですがどこまでズレても大丈夫なの?
49: 2017年05月03日 23:03
下半身の背中心がズレるのはOKだと習ったのですが、どこまでズレても大丈夫なんでしょうか?
最近着物にハマってリサイクルをいくつか購入したのですが、デブなので上前優先で合わせると下半身の背中心がかなり左にズレます。裄と身丈重視で選んでたら、ひどいものだと左のお尻の中心よりまだちょっと左に寄るくらいまでズレてしまいます。
縦縞ではない総柄の小紋ばかりですが、これはもはやみっともないレベルなのでしょうか…
50: 2017年05月03日 23:20
自分もデブなので。
背縫いが右にズレるのはいいんだけど、左にあまり大きくずれると、身幅が足りないのねーと丸わかりかなと思って、自分はサイズ重視にしてる。リサイクルでもサイズを確認してから買うとか、どうしてもって時は身幅出しするとか。自虐的かもしれないけど、デブが無理やり小さいのを着てるってちょっと…。
でも、そこまで身幅が足りなかったら、単に見た目だけじゃなくて、衿がはだけやすいとか、歩いてたら裾が開いちゃうとか、不具合がでるとおもうんだけどな。
53: 2017年05月04日 05:46
>>49
同じくデブですが、昔は裄と身丈だけで買ってたけど、デブこそ自分のサイズでお仕立てした方がやっぱいいなぁと思う
じゃないと、座った時に膝が割れたりして見苦しいし(特に初心者着付けならなおさら)
細い人が大きいサイズ買って巻き付いてるだけなら、まぁそれこそ着付けである程度何とかなるけど
前の合わせが足らないのはかなり見目美しくないことになりがち、リサイクルで糸が弱ってたりするとびゃーっとお尻が裂けたりなんてならないとも限らない
最近は海外縫製でよければ手縫いで小紋12000円なんてあるしさ。
是非とも反物から仕立ててみたらどうでしょう?
お尻真ん中から5cm位までならだいじょうぶだとおもうけど、10cmとか超えだすとかなり「よく着付けたなぁ」感が出てると思う
関連着物着ると補正も対してしてないのにスッとしてみえないのはなんでだろう
元スレ: http://www.kimonolog.com/archives/post-37617.html
コメント一覧 : 下半身の背中心がズレるのはOKだと習ったのですがどこまでズレても大丈夫なの?
中心がズレてもOKというのは、重量制限とか身長制限的な「許容範囲内なら全部OK」って意味じゃない
着物姿は背中心ズレずに着るのが美しさ最上なわけで、ズレればズレるほど美しさから離れて行く
極力ズレないようにという方向で考える方がいいと思う
真ん中だと背縫いが裂けやすい
お尻の割れ目の上に線が乗ると気恥ずかしい
と、ばあちゃんに聞いた
そこまで左にずらすと下前が足りなくなって結局着ずらくなるんじゃないかと
大島は特につるつるだから身幅はしっかりないと座っただけで上前が割れてきて危険
※1
上半身はともかく、下半身まで真ん中なのは「おいど線」と呼ばれる恥ずかしいものだよ
むしろ、やや右にずれるのがジャストサイズ
実用的にも、お尻ど真ん中にあると背縫いが破れやすいし
着物の基準寸法だと、後巾+後巾+前巾+衽巾=ヒップサイズ+4~5cm。
必然的に背縫いが右側にずれる。
補足
それぞれの寸法は裾での巾です。前巾、衽巾はヒップあたりの位置では、裾より1cm程度狭くするのが一般的です。
※4
それがさ、成人式の着付だと「ずれてる!」とか「曲がってる!」っていうクレームになるんだ。
レンタルじゃなく自前の着物なんだけどね。
前柄と横縫い目がしっかりあっているのだから・・と説明しても、親クレでやり直しになることは沢山ある。
要は布の負担を減らすためにも構造的にもずらすのが当たり前だったものを
消費者の着物離れによる無知から、着付け師さんがクレームを恐れておいど線で着付けるようになって、
その流れで着付け教室でもそのまま教えちゃってるってことでOK?
※7です、8さんは私への意見かな?
その通りです。おいど線というのは初めて聞きました。着付師してます。無知ですね。
消費者も無知なら呉服店もそうだし、着付師側もそうなんでしょうね。
まっすぐであることが良いとされています。多少ずれるのが「当たり前」にはなってない。
私個人的なことじゃないみたいです。今教本を見直してもずれて当たり前とは書いてないから・・・・。
どこかに「右にずれるのが常識!」的なことが書いてあるなら、助かりますw
私は普段着和服の人なんだけど、お能とかそっち系の人は背中真ん中で着るんだって。お能ファンの人が私は真ん中で着るんだって言ってたの。着る世界によってさまざまみたい。でもズレていいっていうのは右にってことだと思ってた。
米10だけど、背中真ん中の着方で幅の調整どうしてるのかは結局よくわからなかった!
左にズレるは太った証拠(笑)
そもそも、おいどって関西?京都?の言葉でしょ?
今はどうかわからないけど、関西と関東って、仕立ての時の身巾の基準が違う。関西の方が広めにするんだよね。なので、マイサイズで仕立てても、関東の仕立てより広めになるから、背縫いがずれて当たり前だし、ゆったり着ることになると思う。
関東は、江戸っ子がむしろ狭すぎるぐらいの身巾のをキュッと着るのが粋だったとかって歴史からなのか、ゆるみを入れずにピッタリに着るって前提な感じ。
※9
大久保信子さんの着付けのヒミツって本だと、「必ずしも上から下まで一直線である必要はない」って書き方だったよ
ど真ん中だとお尻のところで縫い目が攣れて横皺が出来るんだよねえ・・・
米9
七緒別冊大久保信子さんの着付けのヒミツの46-48ページの着付け全部右にずれてますけど。キチキチのジャストサイズ以外だと下半身に合わせて巻いたら右にずれますよね?
確かに測ってジャストサイズで仕立てた着物でも
前褄合わせて裾つぼまりにきっちり着付けたら確かにちょっと右にずれる。
後ろ中心きっちりにすると前が合わなくなりがちなんだけど、
着付け師さんたちはどうやって調節してるうだろう?
7と9です。
両端にタックを取って調整します。
腰ひもをかける際にも、かけた後にも調整します。
マイサイズの着物だとまっすぐになるんです。裾つぼまりとかやってもまっすぐ。
でも、確かに右にはずれますが、それがクレームになるのです。
前を合わせて左脇線を決めたら、後ろが動かないように突っ張らせる感じで調整します。
つまりは右脇線がずれているんでしょうけど、そこはスルーされますね。
そこを合わせるためにタックを多少取って、着つけます。
帯で隠れるので案外ばれないw
16です。
さっそくレスありがとうございます!!
ずれても間違いではないみたいですけどいろいろ試してみたいんで助かります。
タックか. メモメモφ(・ω・`)…後ろが見えないから余計ずれるんでしょうね。
確かにって二回言ってるわごめんなさい。見直し大事ですね。
※10
能衣装は一般の和服とは仕立ても着付けも違うんで、同列に考えたらあかんよ。
※8
大手の着付けの大手教室、2つ行ったけど、どっちも背中心はまっすぐにって教えられたよ。
無知とかそういう話じゃなく、時代が変わってみんながそれの方がカッコイイと思うようになって、着付けのトレンドが変わってきたってだけでは?
洋服だって、今流行りのシャツの前だけ入れて後ろ出してるなんて着方、ちょっと前までは恥ずかしい以外の何物でもなかったけど、みんな受け入れてるじゃない。それと同じだと思う。
※20
私も大手ハシゴ組だけど右にずらすのしか習ったことないよ
※19
お能ファンの人が自分の着方について言ってたので「あかんよ」とか言われても私の着方じゃないし困る。
※20
シャツの前だけインは、ちょっと前まで恥ずかしい着こなしだったとみんな知ってるけど、それが流行りだからやってるだけでしょ
おいど線は本来は恥ずかしい上に縫い目が傷むなんて知らずにやってるわけで、決して同じじゃないと思うよ
セオリーでないと知ってて外すのは着崩しだけど、知らずに外すのは着崩れになるのと一緒
自分は関東だけど、おいど線て言葉自体知らなかったし、真ん中じゃ恥ずかしいなんて言われたことないよ。小袖におはしょりはないから、お能の話じゃないけど、もともとは、背縫いがずれる方がおかしいんじゃないの?
真ん中だろうがずらそうが、ピチピチに着たら背縫いが開いちゃうのは同じだと思う。
小袖は着物みたいに裾すぼまりには着ない(というか着れない)から、
背縫いがずれる程には下前を巻き込まないだけじゃないの?
人間の動きとしては、縫い目が真ん中の方が傷むよ
立ち座りなんかで一番動くのがお尻の真ん中なんだし
ぴったりしたタイトスカートで横皺が出るのはお尻の真ん中でしょ
裾すぼまりのぴったりした着付けとか、縫い目で布が傷むとかってのが根拠なら、おいど線自体がそんな古くからの話しではないんじゃ・・・
ネットで着物写真検索してみたけど、明治~昭和初期までは、庶民の普段着の着物は言うに及ばす、上流の人たちのハレの日の着付けでも、お尻周りが緩やかで(縫い目からの布の痛みのこと考えたら緩く着付ける方が理に適っている)、裾すぼまりで着付けてないし、花柳界はお引きずりなんだよね。
裾すぼまりのぴったりした着付けって、昭和20~30年あたりからみたいよ。
おいど線て、ためしに検索してみたけど、この記事しかヒットしなかった。
御居処(おいど)というのが由来みたいだね。
座るところの中心がお尻に当たることから派生したみたい。
女性だけの方言で現代では愛知・近畿より西で使われているって書いてある。
で、先日教室で確かめた。試験があるので背中心はどうするのが正しいのか?と聞いたら
真っすぐにするのが正しく、点数が高いとのこと。
立ち座りの話や、布目の強度の問題じゃなく、見た目重視の為らしい。
つまりはそれほど日常着じゃないってことみたいです。
右にずれたってずれがものすごく大きかったら違和感あるし、左にずれてても少しなら太った?なんて思わないし、どこまでずれてもいいのかって問いには結局『自然な範囲で』ってことになると思う。
※26
ならなおさら、着物の作りはそのままで裾すぼまりに着付ける現代なら右にずれるのが普通なんじゃないの?
裾すぼまりにしない方針の着付け教室や着付け師ならともかく
おいど線常識!みたいに言われると納得いかないんだよねー個人的には。どこで常識だよって言いたくなっちゃって。
他装の礼装の時だけだわ、背中心合わせるの
おいど線ていうのね
お茶席で10センチくらいずれてる人見るよ。多分立ち座りする時に膝が割れて長襦袢見えないように前を深めに取るからそうなるんだと思う。
線がずれてるのが恥ずかしいか立ったり座ったりする度に長襦袢がビロビロ見えるのが恥ずかしいかどっち取るかだと思う。
見た目がきれいな方選べば良いんじゃないかな。
※31
10センチ以内くらいならどっちでも常識内でおかしくはないでいいんじゃないの
15センチもずれてたらさすがに脇に近くなるので不自然だろうけど
初めて浴衣を仕立てた時、採寸してくださった時に下半身の背中心は右にずらして着るか、背中から真っ直ぐに着るか聞かれました。
それによって前幅、後幅の割り出し寸法の計算の仕方が違うそうで、着付け教室によってずらすかずらさないかが違うので、どちらも間違いではない、とおっしゃってました。
私はイラストで着付けを説明してくれているサイトで着付けを覚えたのですが、そのサイトでは「下半身の背中心はずれていてもいい」と言う様な書き方でしたので、ずれないのがマイサイズなのかと思ってました。
若い子の他装したとき、知人のおばさんから借りたという着物がものすごーーーーーく身幅が広くて。。おいど線なんてできるわけもなく、ほぼ脇に行きました笑笑
借りるほうもともかく、貸す方もどうかと思った…
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