色無地は地模様によって格が変わるということはあるのでしょうか?



色無地は地模様によって格が変わるということはあるのでしょうか?

699: 2016年01月23日 22:41

流れ切ってすみません、質問です。
昨年末、呉服屋さんのすすめで色無地を誂えることになりました。青磁色の紋無し、地模様はは小葵です。帯の格によってフォーマルからカジュアルまでいけると言われたのですが、フォーマルでは出番があまり無さそうなのでなるべくカジュアル寄りで活用したいと思っています。
しかし、オススメされた時に「小葵紋は格調高いですよ!」としきりに言われたのが気になってます。格調高いということは、あまりカジュアル向きでは無いというような気がして…地模様によって着物の格が変わるということはあるのでしょうか?
また、色無地に半幅帯という組み合わせは変ですか?どうかご意見お願いします。

700: 2016年01月23日 23:00

無紋ならどっちにしろカジュアルだよ
フォーマルまでいけるといっても、紋付の色無地や付下げ、訪問着よりは格下
地模様の格が高くても、色無地カテゴリの中で上の方というだけで、そのものの格が上がるわけじゃない
小紋でも格子や縞はカジュアル寄りで古典系はフォーマル寄り、でも完全なフォーマルではないのと同じ
とはいえ、格の高い地紋の色無地に半幅帯を締めるなら、安っぽいものじゃなくて高級なものじゃないとバランスが悪いと思う
若い人なら金糸銀糸系の小袋帯を飾り結びにしてパーティーとか行けるでしょう

701: 2016年01月24日 02:41

紋を入れない色無地なら帯で格をあげれば使い道が広がるし、地紋も格調高いものや吉祥模様ならおめでたい席にも向く、って程度だと認識しています。帯はやはりお太鼓のほうがバランス取れそうな気がします。色無地はキリリとした印象。慶弔両用できるような地紋のも欲しいしおめでたい柄も欲しい・・・。

702: 2016年01月24日 11:12

地紋は雰囲気を左右するので……
豪華な半幅帯を使うこともできますが、しっくりくるのはカジュアルな行き先ではありませんね。派手目な羽織などを重ねればいいのでしょうけどわざわざ色無地でそれをしなくても。
幅広く使おうと思いすぎると帯に短し襷に長しってことになりがちですよ。
カジュアルに着たい、半幅帯をしめたい、と思うなら色無地でなく小紋や紬をあつらえた方がいいのではないでしょうか

704: 2016年01月24日 12:44

>>699
色無地の場合、地模様よりも生地の質感で印象が変わる、というのが私の経験です。
具体的にいうと、良い生地の色無地に名古屋や染め帯を合わせると、
帯が着物に負けてしまってちぐはぐな印象になります(写真に写ると特にわかる)。
ですから私は晴れ着色無地(重い袋帯しか合わせられない)と普通色無地を分けて着ています。

705: 2016年01月24日 12:48

>>699さん
カジュアルに着たい、という希望を「気軽に好きなとき好きなだけ着たい」に読み替えるならば、シルックなどで作るのが第一のおすすめ。 日頃のメンテナンスが自分で気軽に出来れば、着る機会も増えます。
第二に地模様は案外重要&目立ちます。だって色無地、柄ないから。どんなケースでも迷いなく着たいならいっそのことちりめん地がいいのでは。
お店がおすすめの小葵も素敵ですね。確かに改まった印象ですが吉祥柄ほど限定されませんし。

関連色無地の地紋。「菊の地紋」「鳳凰唐草地紋」これらは慶弔両用できますか?


でも色無地を誂えるという話が決まっていてその細かいところを詰めているうちにでてきた希望 というのであれば、お店の人と相談するのが一番いいと思いますよ。
「格の高い柄ですよ」はカジュアルに向いていないという意味じゃなくて慶弔どちらでも恥をかかせない柄ですよ、というおすすめのセリフなんでしょう…と私は受け止めました。
「気軽にいろんな場に着て出歩きたいんだけれど、そういう用途でも浮かないおすすめの生地はありますか」ってお店にまず聞いてみては。
帯は、カジュアルに着る場合でも色無地に負けないものを用意した方がいいと思います。

714: 2016年01月27日 00:29

>>699です。お返事遅くなって申し訳ありません。
やはり色無地と言えど半幅でカジュアルに、というのは難しそうですね…。手持ちでも合いそうなのは礼装用の袋帯だけです。
他の誂えやシルック色無地をオススメして頂きましたが、今回はすでにお仕立てをお願いしているのと、生地も気に入っているので、このまま晴れ着色無地として活用しようと思います。
皆さん、ご意見ほんとうにありがとうございました!

しかし、普段着用の着物は着る機会を増やそう!と思えばいくらでも増やせるのに、礼装用となるとなかなか出番がありませんね…着物に限ったことでは無いのですが。

715: 2016年01月27日 03:08

>>699さん
お仕立て上がりが楽しみですね。
おろしたては礼装として使いたいところでしょうが、もし道行など帯を隠せるものをお持ちでしたら、色無地にあわせて、デパートや街歩きなどに一度着て行かれてみてはいかがでしょう?帯を気にして着ないのも、もったいないですしね!
そのうち合う帯が手に入ったら、カジュアル用途でも楽しんでみてください。

関連地紋が切りばめ柄の色無地。こういうのは紋を入れてもいいような柄なんでしょうか?


元スレ: https://www.kimonolog.com/archives/post-30732.html




 

コメント一覧 : 色無地は地模様によって格が変わるということはあるのでしょうか?

  1. 着物の名無しさん   2016年01月31日 18:12

    「格が、序列が」とか言ってるなら、着物は廃れるばかりだな
    礼装でしか着ないものなんか、生涯で一つ二つも持てばいい
    うちの親が笑い話で「貧乏人が服を作ると余所行きばかり作る
    だからうちには余所行きばかりで普段着がちっともない」って言ってた
    着物をそんな風な腫れ物扱いにしてるから、アコギな呉服屋に、
    騙される消費者ばかりの世界になるんだよ

  2. 着物の名無しさん   2016年01月31日 22:23

    ※1 着たい人が着る話でどうしてそうなるの?

  3. 着物の名無しさん   2016年01月31日 23:06

    ※1さんの親の話はわかるわ~
    めったに無いイベントごとに奮発して
    普段着が無いわ~

  4. 着物の名無しさん   2016年02月01日 00:23

    阿漕な呉服屋ってワード、最近ここのまとめで見かけたなぁ
    流行語か?

  5. 着物の名無しさん   2016年02月01日 15:21

    礼装なんて滅多にしないから無難な柄で長く着るよ庶民は
    ※1さんの貧乏人ってのは自虐で真相は小金持さんであると思う
    でも礼装を死蔵するのももったいないって事で紋無しとかいろいろ考える訳
    礼装=ドレッシーではないから
    ドレッシーな物の活用機会がないってのはまた別の問題

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