母の黒の名古屋帯。喪帯と聞いていますが普段使い出来るのか知りたい



母の黒の名古屋帯。喪帯と聞いていますが普段使い出来るのか知りたい

661: 2015年03月19日 13:47

質問いいでしょうか
母の持ち物に黒の名古屋帯があります
喪帯と聞いていますが以下の三点からただの黒い帯かもと疑問を抱きました
・地紋が大きな孔雀の羽
・ベルベットのような光沢と厚みのある生地
・太鼓裏の生地が明るい色の花柄

喪帯としては使う予定はまったくないため普段使いと出来るのか知りたいです
実物見ないと何とも言えないでしょうが分かる方がいたらお願いします

664: 2015年03月19日 15:20

>>661
典型的な喪帯ではないような印象だけど略喪や回忌を重ねた喪用に締めてらしたのでは
何か後から手を加えられたのでしょうか
名古屋と判断された根拠は長さでしょうか仕立てでしょうか?

普段用になるかは実物見ないとわかりませんすみません
逆に喪には今は使いにくいかもしれません
お気付きのように太鼓裏は最近の喪用帯は表裏黒地ですから
どちらにせよ喪として使う予定ではないのでそれは別ですね

666: 2015年03月19日 17:06

>>661

明るい色の花柄、がポイントかなー、という気がします。
慶弔どっちもいける帯ってことで他の2点はありうると思うけど、
明るい色でしかも花柄の程度かなー。

慶弔ものって地域で風習でいろいろだと思いますけど、
私の出席した葬式、法事で明るい、それもウォームカラーの
花柄が裏にある帯、は経験がない。
ちなみに東京です。

もし、普段にお使いになるんだったら、タレの部分に別生地
(15センチぐらい?)足すか重ねて2色風ってのはいかがでしょう?

667: 2015年03月19日 17:55

解答ありがとうございます

>>664
確かに黒紋付きより色無地に合いそうな帯です
胴回りは全て半分になる仕立て方で太鼓部分も短いため名古屋と思いました
仕立てたのはおそらく昭和50年代で後から手は入れていないと思います

>>666
地紋が孔雀の羽でも不祝儀に使えるんですね、知りませんでした
派手な印象があったので慶事向きかと思っていました
当方も静岡住みですが、このような帯を慶弔の場で見たことはないですね
普段使いに昼夜帯にしようかと思っていましたが、たれ先に柄生地を足すのも素敵ですね

668: 2015年03月19日 18:55

派手な印象があるなら普段使いや盛装向けだと思います
いわゆる慶事には使えないかもしれません
結婚式等では黒地の帯もあまり見ませんし裏地が明るい花柄なら趣味性が高い印象です

669: 2015年03月19日 19:39

私の母の持ち物ですが黒字に銀糸で菊が大きく刺してある帯があり
呉服屋に帯問屋が来た時に相談したら結婚式などに大丈夫だと言われました
黒地は慶事に向かないということは一概に言えないと思います

孔雀の文様は慶事でしょう
洒落帯的な位置づけで置けば間違いはないと思いますけれど

やはり実物を見ないと何とも言えないと思います

670: 2015年03月19日 20:49

>>669
黒地の面積や未婚既婚、年代もありますね
お母様の帯はシルバーが勝りそうですし

ただ流行なのか結婚披露宴の訪問着はワントーンコーデが多く黒い帯は少なく感じます
体型を分断したくないとか
開催が午前中が多いのもあるかもしれません

671: 2015年03月19日 20:54

ご年輩も金や銀とか白~ベージュとか若い人も明るい色でパステルカラーが多いような?
結婚式等の袋帯の地色

綴れとか引き箔とか唐織り錦織、刺繍でカラフルな感じで黒あんまり見たことない

まあ菊の表現も様々だしケースバイケースだろう

そもそも元質問は、趣味性高い洒落っぽい名古屋なんでしょ。

関連墨色で「薫風」と書かれている名古屋帯は喪帯だと思われますか?


672: 2015年03月19日 20:58

リバーシブルで明るい花柄を表に締めてしまえばどうかな。
前帯のわの上下がどうこう言われたらリバーシブルですって言うか、関西巻きなら関東巻きするとかねじるときなんとかするとかさ

羽の地紋の大きさも印象を決めるよね。

673: 2015年03月19日 22:37

661です
皆さんの意見を興味深く見させていただいてます
やはり客観的に見ても忌事、ましてや本葬には使えなさそうですね
慶事の改まった席にも長さが足りないので作り変えて普段使いにしようと思います
母は和装に興味がなく、訊ねても分からなかったためこちらで質問させていただきました
ありがとうございました

674: 2015年03月19日 23:31

>>673
それは昼夜帯では?
「昼夜帯 黒繻子」で画像検索すると、裏(表)が華やかな柄物で表(裏)が
黒無地の帯がヒットするので検索してみて。
(そのものずばりの画像があったけど、個人のサイトなのでリンク張るのは自粛しました)

引き抜き結びという結び方でお太鼓結びをすると胴とお太鼓部分に柄生地が出て、
お太鼓の下部分にのぞく垂れ先ぶぶんが黒無地生地が出る帯結びになります。

現代の着物に合わせて結んでもいいけど、ちょっとアンティークな印象になるので
合わせる着物を選ぶ帯ですね。

675: 2015年03月20日 07:49

>>674
本人が昼夜帯にしようかと思ったけど~と書いてるから表地と裏地の柄の向きが昼夜の状態になってないのかな~と判断した

676: 2015年03月20日 07:56

片面が黒いから昼「夜」帯なんだっけ。
黒繻子は裏のはずだから
柄の向きが黒繻子側が表だと変なら昼夜帯の可能性高い

最近の昼夜帯は裏が黒繻子とは限らなくて両方柄が多い

喪帯とか言われたら混乱する
なんか昼夜帯知ってるかヒントを散りばめつつ試された気分
(失礼だが自演じゃないよね?質問と解答が文体そっくりw)

実物見たらわかったかもだが
勉強になりましたわ

677: 2015年03月20日 07:58

黒繻子の昼夜はほとんど見ないが昭和50年代と聞いて納得

678: 2015年03月20日 08:13

いやいや、黒繻子の鯨帯(腹合わせ帯、黒繻子に別生地で鯨の腹みたいだから)が意識的に作られたのは明治~大正ピークみたいだけど。名古屋なのに袋帯の長さないと引き抜き結びとか角だし系難しいから作られなくなっていって、昭和期の昼夜帯は柄の染め生地×染め生地が多いらしいけど。

他の着物や羽織や帯をリメイクして仕立てたものじゃないのかなあ。それか昭和より古いもの。

着用シーンはカジュアルです。
比較的最近のは昼夜帯とは呼ばなくてリバーシブルって呼んで、総柄で柄の向きも関係なくて引き抜き結びに限定しないで、京袋帯みたいな感じの仕立てになってると思う。

679: 2015年03月20日 08:39

滑りが良いから黒ビロードや黒繻子を裏地に使ったわけで本来黒繻子のが裏な訳ね。
名古屋仕立てだということだけど、スレを嫌って表地を中に畳む人もいるからねえ。

引き抜き結び用の昼夜帯だろうな。

関連【画像】これは喪帯になるんでしょうか?母は喪帯ではないと言うのですが…

関連黒繻子の帯のTPO知ってる方いらっしゃったら教えて


元スレ: https://www.kimonolog.com/archives/post-11974.html





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